
Genkoji Value RecycleTM & Health Products

社長の環境日記
- 臼杵市長来社 2007年5月8日
- 臼杵市長が見学に来られた。 普通の政治家かと思えばなんとあの後藤散で有名な臼杵製薬の社長だった。 経営者あがりの市長だからやはり発想が違う。 「これからは農業の時代です」、と無農薬栽培の人参がおみやげ。 「これからは資源を大切にしなければならない。ついては大量に出る鶏糞を飼料として再利用出来ないか。」という相談だった。 僕は鶏糞を麹で発酵して無臭の機能性の高い飼料を生産する特許を持っている。 鶏は食べてわずか3時間で排泄する。だから糞の中に栄養がたっぷりと残っている。 この栄養価の高い鶏糞を堆肥にするのは間違っている。 飼料、エサとして再利用するのが一番いい。 完熟堆肥の条件て知っていますか? タンパク質の濃度が9%以下でなければならない。つまり栄養がほとんどないことが条件。 堆肥を土の栄養素と勘違いしている人が多いがこれは間違っている。 堆肥は土壌改良材。 だから堆肥には栄養価の低い牛糞や豚糞がいい。 鶏糞では栄養価が高すぎるから堆肥にすると分解の過程で猛烈な悪臭が出る。 しかし、この鶏糞を麹で発酵させると無臭で酵素を大量に含むすばらしい餌が出来る。 南さつま農協と以前共同で研究したがこの鶏糞飼料を再度鶏に給餌すると 廃鶏が再度卵を産み出した。 毛ツヤが全然違う 。病気をしなくなった。などすばらしい結果が出ている。 しかも配合飼料を20%も節約出来る。 しかし、狂牛病の発生で農水省は動物性の蛋白をすべての家畜に飼料として給餌することを禁止してしまった。 こういうのを 羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹くという。 狂牛病の大きな要因の一つに草食性の牛に動物性蛋白を食べさせていたという問題があることは事実だ。 でももともと雑食性の豚や鶏に動物性蛋白を食べさせるのを禁止するのは常識外れとしか思えない。 その分、本来人間が食べるべき大豆が豚や鶏の餌として大量に使われている。 一方、鶏の糞は動物性蛋白と考えられるので飼料として使えない。 鶏糞は国内で年間2000万tも出ているのに。 もう鶏糞堆肥も余り気味で売り先がない。だから今は大量に燃やしている。本当にもったいない。 「近いうちに食糧危機がくるとこんな馬鹿なことは言っておれません。農水省に直談判してみます。」 と言って臼杵市長は帰って行かれた。 やはり経営者上がりの政治家は行動力が違うと感じた一日であった。
- 豚の角煮饅頭 2007年5月6日
- 昨日は長崎の豚の角煮で有名な岩崎食品の社長が遊びに来てくれた。 岩崎社長はもともと調理人あがり。お母さんから習った豚の角煮を商品化して大成功を収めた。 彼は豚肉にもこだわっている。 使う豚はバイキングという世界でも珍しい原種の豚。 豚のえさは我が社が作る麹飼料。 もう3年も前になるが岩崎社長と共同で豚の肥育テストをした。その時に僕が作った黒麹の飼料を食べた豚肉が圧倒的に旨かった。それ以来彼はずっと我が社の麹飼料を指定で養豚業者に使うよう指示している。 こだわりの豚の角煮。 だから長崎にも豚の角煮はいろいろあるが岩崎食品の角煮が一番売れている。 いや一番旨い! この岩崎社長まだ弱冠44歳。 以前はBMWに乗っていたが今回はフェラーリに乗っていた。これから天空の湯に夫婦で泊まると言っていた。 凄いねえ、あそこは芸能人くらいしか泊まらない旅館だよ。 僕が44歳の時はまだ多額の借金をかかえて四苦八苦していた。10万円のコピー機が買えずに中古で我慢していた時代だ。 今だっていろいろ事業に手を出しているから遊びに使う金なんてほとんど無い。 こう比較してみるとやはり人生は運だと思う。 かたや豚の角煮饅頭ひとつで大成功して豊かに送る人生。 かたや頑張っても頑張っても牛の歩みで3歩進んで2歩下がる人生。 でもめげないのが僕のとりえ。 なかなか結果が出なくても手を抜いたりあきらめたりした事はない。 それだけが僕の誇りだ。 他人と結果で比較することなく自分の道を歩いていこうと思う。
- ドリンク開発秘話 2007年4月27日
- 僕の開発したドリンクが売上をどんどん伸ばしている。 スタッフも倍に増やした。 自分でも驚くくらいにお客様の反応がいい。 このドリンクは単なる発泡酒なんだけど自分でも期待しなかった様な効果がお客様から次々に寄せられる。 ではこのドリンクはどのようにして開発されたのか? ヒントは焼酎を造る杜氏さんには癌患者がいないと言う事だった。 昭和52年に僕は鹿児島に帰ったのだがその頃はまだ黒瀬に杜氏集落があった。 秋から冬の焼酎製造期には焼酎工場で働き、オフには黒瀬に戻って農業と漁業をしていた。 とっても風光明媚な場所であのショーンコネリーの「007は2度死ぬ」でもロケ地に選ばれた所だ。 ここの杜氏連中はよく焼酎を飲むのだが癌患者がいなかった。飲みすぎの肝硬変は結構いたのだが。 これは遺伝学的に癌の遺伝子を持たぬ人たちが多いのかなと思っていたがそうでもなかった。 知り合いの杜氏の息子さんが大阪に出て癌になっていた。 こりゃどうも焼酎製造に使う河内菌が原因じゃないかな。 そう思い始めていた昭和59年ごろに伯父が食道癌になった。 鹿児島大学の生化学の教授だったのだがソテツの実に含まれるサイカシンという猛烈な発ガン物質を研究するうちにそれを知らず知らずに飲み込んでいたらしい。 末期だった。 手術して胃も食道も切り取った。 その後が大変。食べれば吐く。 無理して食べれば便秘で苦しむ。 見かねた僕はこの河内菌で伯父のためにおいしいドリンクを作ってやった。食べれば吐くという伯父が不思議にこのドリンクだけは美味しいといって飲んだ。 吐くこともなかった。 便秘もなかった。 どんどんやせ細っていく伯父だったが最後の1年はこのドリンクだけで生きながらえていた。 そして亡くなる1週間ほどまえの事だった。 見舞いに行った僕に伯父がそっと耳打ちしてくれた。 「正博、これは絶対に癌に効く。特許をとれ。大ヒットするぞ。」 その後意識をなくした伯父は1週間ほどで息を引き取った。 その後すぐにぼくはF薬品にいる友人に連絡をとりこのドリンクの制癌試験をしてもらった。 結果は制癌効果があるらしいという事だった。 あれから彼是20年、父と僕とで競争するようにこのドリンクの実用化を目指してきた。 父は一足先に「紅酢」という商品を開発して結構売れている。 僕が商品化に成功したのはようやく昨年の事だ。 1年もたたないのに2000人以上のお客さんが定期的に飲んで下さるようになった。 そしていろんな効果も確認されるようになった。 嬉しい。 これから河内菌は焼酎だけでなく人助けの役に立つだろう。 実は黒酢も河内菌で作られている。
- 地獄炊き 2007年2月20日
ようやく五島列島での焼酎製造コンサルが終了した。 五島列島なんて初めてだった。行くだけでまる一日かかる。たった6時間のコンサルに3日がかりだった。 でも1年たってついに酒造会社が設立され、今年の末には芋焼酎の生産が開始される予定。 懸案だった焼酎廃液の処理も私のグッドアイデアで安価に処理が出来るだろう。 4月からは杜氏の候補生をわが社で預かり9月まで教育する。 いい所だったあ。 とりわけいいのが地獄炊き。 名前は勇ましいが要は五島うどんの鍋。 この五島うどん、原料は小麦と塩だけ。十分にこねて踏み固める。それをらせん状に1本の綱状に切り出す。これを時間をかけて徐々に伸ばす。伸ばしながら表面に椿油を塗る。これを繰り返し、じっくり時間をかけて直径1ミリ程度の五島うどんが完成する。 本物の手作りである。 これをゴトゴト煮たったお湯にほおり込む。沸騰するお湯を地獄に見立てて地獄炊きというのであろう。 そして待つ事6分。うどんの茹で上がりである。これをすくい上げてアゴだしに卵でとじた汁につけて食べる。 うまい! とにかくうまい! 麺にコシがあって味がある。しかもなかなか伸びない。 なんの具もなくうどんだけで満足できるのはこの五島うどんくらいのものだろう。 離島であるが故の正真正銘の手作りの味がここにある。 五島焼酎の発展を祈る。
- 明石酒造の焼酎廃液飼料化プラント稼動開始 2007年2月19日
昨年の夏から工事していた明石酒造の日量20tのGEN方式焼酎廃液飼料化プラントが完成した。 この装置で水分95%の焼酎廃液がすべて発酵熱だけで水分15%まで乾燥する。 メタン発酵などと違い廃棄物は一切出ない。 出来上がったものは高品質の飼料となる。 今回から化工機プラント環境エンジに製作をお願いしたが、さすがにプロである。なかなかの出来栄え。 これまでは全部自分達で製作してきたがこれからはエンジニアリング会社に製作を外注出来るのでより多くの仕事が消化出来る。 楽しみだ。
- 全国食品残渣飼料化行動会議 2007年2月8日
- 今日は農水省で朝から会議だった。 全国食品残渣飼料化行動会議。舌噛みそうな名前だが要するに食品リサイクル法をどう効率的に普及するかを検討する会議だ。全国から22名(殆どが東京)集まって農水省の生産局のメンバーと会議をする。ここでリサイクル行政の骨子が決まると言うわけだ。 私の隣はセブンイレブンの山口部長、養豚協会の志澤さんもいる。 のっけから燃料用エタノールの生産増強でトウモロコシの相場が2倍になっている。今は配合飼料安定機構の補助金でなんとかしているが早晩価格が上がる。早急にリサイクル飼料の普及を図る必要があるとの部長からの話から始まった。 私はこういう会議は基本的には口にチャック、求められない限り発言はしない。だってお役所の会議はシャンシャンシャンが多いから。 でも最後に課長から発言を求められた。 ちょうど先々週シカゴに言ったばかりだったので生々しいアメリカの現状を説明した。 皆異様に聞き入っていた。 この2年でアメリカは確実に1900万トンのトウモロコシを燃料用として新規に使う。建設中の新工場が稼動を始めるから。 日本の飼料用トウモロコシは年間1000万トンの輸入。その倍近くのトウモロコシがエタノールに変わる。 しかもヘッジファンドが石油から投機資金を穀類にシフトしてきている。今年は穀類相場が暴騰するだろう。 生ゴミリサイクル飼料は使いたくないなんて言っておれなくなるだろう。でもこういうときだからこそ農水省の安全基準が必要になる。
- 今、羽田 2007年1月14日
- 15年ぶりに山形に行った。いや庄内だから初めてだな。 今はその帰りで羽田空港のロビーにいる。 平田牧場の社長から招待を受けていったけどその凄さにびっくり。 豚ってあんなに儲かるの? 相馬婁なんていう江戸時代からの料亭を復元はするわ あの大金持ちで歴史に残った本間家のとなりの広大な庭園は買収するわ、 凄いよ。 2日間豚尽くしの毎日。 肉豚20万頭、大きい方だけど利益が他とは桁違いなんだね。 やはり山形みたいに寒くて養豚にコストがかかる方が努力するから鹿児島とは比べ物にならない素晴らしい養豚家が出来る。 人間努力だよ! 努力!!! この会社に私が開発した発酵技術を伝えるんだから世の中分からない。 これからしょっちゅう山形に行くことになるんだろうなあ。 でもあんだけ豚肉を食うとたまらん。 私は基本的にはベジタリアンだから。
- 残飯養豚 2006年12月26日
- 今日は平田牧場の社長が来る。 山形県の最大手の牧場だ。 先週はサイボクハムの社長が来た。 これも東京では知らない人はいない会社だ。 でも鹿児島の牧場からは誰も来ない。 凄い残飯養豚技術を開発したんだけどなあ。 現在の配合飼料での養豚は人間の都合だけで強引に太らせるやり方。 私のやり方は麹菌を残飯で発酵させて豚のストレスを抜いて太らせるやり方。 だから汚血のない旨い豚になる。食べた人間も健康になる。 本当は蒸気を通した残飯を食べたほうが豚は旨いのよ。生の配合飼料を食べた豚は生の飼料の臭いが移るから臭いの。 そう言えばサイボクの笹崎会長は怪物だね。 90歳で老眼鏡もいらない。頭はシャープ。適度にスケベ。そして勿論元気。ああなりたいものだ。 豚を食べると健康になるのかなあ。 沖縄もよく豚を食べるから長寿なのかしら。 聖書には豚に悪魔がとりつく話が出てるけど。